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2022/11/19

ミスター・スミス・ワシントンへ行く 「厚顔無恥」への回答

トランプの挑発と司法省のメリック・ガーランドの逡巡について書いてから1日たらずのあいだに、司法長官メリック・ガーランドは、現地時間11月18日金曜日の夕刻、記者会見を開き、1・6議事堂襲撃(「クーデター未遂」)と機密文書の無断所有に関する特別検察官を任命したと発表した。

はっきりと、“Based on recent developments, including the former president’s announcement that he is a candidate for president in the next election, and the sitting president’s stated intention to be a candidate as well, I have concluded that it is in the public interest to appoint a special counsel,” と言っているから、これまでのあらゆる批判と嫌疑を無視したトランプの「厚顔無恥」な態度に対する司法省としての最初の回答にほかならない。

任命されたジャック・スミス(→参考:" "Who is Jack Smith")は、写真で見ると、こっちが裁かれる側のような表情で写っているが、これまで、コソボでの戦争犯罪の調査と裁定を担当するハーグの裁判所の主任検察官を務めた人物とのこと。
ガーランドとしては、そうか、じゃあ、やろうじゃないかというわけだが、果たして、トランプはどう出るか?
そういえば、フランク・キャプラの映画に、正義をただす男『スミス都へ行く』(Mr. Smith Goes to Washington/1939)というのがあったな。