■OctaneへのIRIXのインストール

●フォーマット

◆電源をＯＮにしてから、Escキーを押し、Command Monitorを起動させる。
◆Enter Commandを選び、プロンプトを出す。
◆HDが認識されているか、他のSCSIとダブっていないかを調べる。
>hinv
scsi(0)disk(8)
scsi(1)disk(4) CDROM ［CDROM DriveのSCSII IDは６に設定］

◆IRIX 6.5.3 Installation Tools and Overlays(1 of 2)を入れる。

>boot -f dksc(1,6,8)sash64 （IndyやO2のときは、ここがARCSだった）
［数字がばらばらと出て次のプロンプトになる］
sash:

［ここに次のコマンド］
sash:boot -f dksc(1,6,7)stand/fx.64
［数字がばらばらと出て次のプロンプトになる］

［ここで、extended modeを使うかどうかをきいてくる→yes（こうしないとformatの選択は出てこない）］

fx:"device-name"=(disc) ［リターン］
fx:ctlr#=(0)　［リターン］
fx:drive#-=(1)　［リターン］
...openingdks(0,1,0)
［メニューが出る］
★選択 １／２

（１）すでにHDがIRIXでフォーマットされている場合→(re)partitionを選ぶ (fx> re)
［メニューが出る］→（２）を飛ばして下へ

（２）新規のHDの場合→(d)ebugを選ぶ (fx> d)
［メニューが出る］

[fo]rmatを選ぶ (fx/debug> fo)

fx/debug/format: Drive Parameters to use in formatting = (current) ［リターン］
* * * * * * W A R N I N G * * * * *
about to destroy data on disk (0,1,0) ok? ［"yes"と入力］
ディスクの大きさによりかなり時間（数十分）がかかる →

fx>format>.. ［ドット２つ］
［メニューが出る］

［ヴォリュームラベル］
fx>l (label)
fx>l> c (create)
fx>l>c> a (all)

fx>l>c>../../ ［２つもどる］
［メニューが出る］

［repartitionを選ぶ］→ fx>re(p artition)
［メニューが出る］[ro]otdrive [o]ptiondrive [e]xpert [u]serrootdrive [re]size

fx/repartition>ro (rootdrive)

fxにもどる→ fx/repartition> .. ［ドット２つ］

fx> exit ［終了→Command Monitorへもどる］


【IRIXシステムのインストール】
◆Installation Tools and Overlays(1 of 2)を挿入し、Install System Softwareを選ぶ。
file system(efs/xfs)をきいてくる→xfs（を選ぶ）
block size(512/4096)をきいてくる→4096を選ぶ （１ＧＢまで可能らしい）

【最低限インストールするソフトのＣＤを記憶させる。】
（１）inst> open
Install Software from: [/CDROM/dist]と出るので、リターンすると、まず、
(1)Place me on the maintenance stream
(2)Place me on the feture stream
の選択をきいてくる。
★maintenance streamは、最少のインストールとなり、ブラウザやアイコンなしの画面となる。従って、通常は、(2)を選ぶ。

以下のＣＤを挿入し、[/CDROM/dist]→リターン→[/CDROM/dist]→挿入をくりかえす。

Installation Tools and Overlays(1 of 2)
Overlays(2 of 2)
IRIX 6.5 Foundation 1
IRIX 6.5 Foundation 2
Applications

◆これで、ＣＤの情報が記憶され、順次、挿入を指示してくるようになる。

（２）Install Software from: [/CDROM/dist]done
Inst>keep *
Inst>install standard → Inst>

Inst>go


●日本語環境のインストール

◆IRIX Language Support WorldVie Japanese 6.5.2
Inst> install default
かなりコンフリクトが出るので、たいていは Inst> conflicts 1a 2a 3a 4a ....で解決する。

●System Manager によるNetwork, User, Securityの再設定

◆Host name, IP address, defaultrouter, DNS
◆Swapは、メモリーの２倍程度にする

●言語・時間の設定

◆rootのToolchest--->Customize--->Language

●ファイルのチェック・ポイント
/etc/hosts
etc/resolv.conf
/etc/passwd
etc/TIMEZONE
etc/sys_id
etc/group

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